雑記、写真、自由空間

2006年9月4日

サンマの刺身を作ってみよう

 新物の刺身用サンマを手に入れました。
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サンマさん、お久しぶり

 焼いて食べてもいいのですが、サンマの塩焼きは大根が美味しくなるまで待っても遅くないですね。
 それに、せっかくの刺身用です。
 刺身に挑戦してみましょう。
 サンマの刺身って、結構美味しいんですよね。

 さてさて、魚を調理したり、捌いたりする時に、私が参考にする本がこれ。
こんな本を持っているからといって、決して私が食通な訳ではありません。
 魚の図鑑のつもりで購入した次第。
 でも、実用面でもなかなか役に立ってます。
 極簡単にですが、魚の捌き方も載っています。
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フムフム
この本、『魚の目利き食通事典』によると、新鮮なサンマはつやと輝きがあって、口先のオレンジ色がはっきりしているそうです。
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目もそこそこ綺麗かな
そして、脂の乗ったサンマは口先がオレンジ色で、尾の付根が黄色いそうです。
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尻尾の付根、ちょっと黄色みがかってるかな?
このサンマ、脂の乗りはもう一歩、というところですが、頑張って捌いてみましょう。
 実は私、これまでにも何度かサンマを捌いた事があります。
 経験から体得した神村流、サンマを捌く時の注意事項はこんな感じ。
  1. 水洗いは極力避ける
  2. なるだけ素手で触らない
  3. 強く握ったりしちゃ駄目。女性をリードする時のように優しく扱うように。
えっ、当たり前ですか?
 そうでしょうねぇ。
 水洗いは、捌く前にざっとして、内蔵を取り除いた際にちょろっとしただけです。
 残った血のりはペーパータオルでふき取りました。
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とりあえずは片面完了
片面だけ骨から削ぎ落とし、皮を剥きました。
 皮を剥く時の注意事項はこんな感じ。
  1. けちけちしない。皮と一緒に身が多少剥がれても、気にしない。
  2. 身はペーパータオルで押さえて、なるだけ素手で触らない。
  3. 手早くやること。
 皮と一緒に身が剥がれてくるのに対処しようとすると、他の身までぐちゃぐちゃにしてしまいますよ。
 今回失敗した点は、頭を落とす際に胸鰭も一緒に落とさなかった事です。
 皮を剥ぐ際に、かなり邪魔でした。
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捌いて皮を剥いたら、後は切るだけ
両面とも、皮を剥きました。
 本当はここで、毛抜きなどを使って残った骨を取り除くべきなのですが、これ以上手で触れると、弾力性のある食感を損ないそうなので、止めときました。
「オヤジの料理は細かい事を気にしない」、なーんちゃって。
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お酒が欲しいところですねぇ
 完成です。
 なるだけ大きく切りました。
 これも食感優先の対策ですね(笑)。

 食べてみたところ、しっかりした歯ごたえは楽しめたのですが、やっぱり骨が邪魔でした。
 次は骨をちゃんと取り除いてみよっと。

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